2013年 05月 15日
その後の鯉のぼり...別の計画 + Canon110ED
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先日の鯉のぼりの時に実は復活させたかったカメラがあった。
CANONの110ED...そう、110フィルムカメラである(^。^)
Pentax auto110の復活に気を良くしたおじさんは眠っていたこいつも引っ張りだしてきた。
110Fukkatsu Film
自作NDフィルター(-2EV)
CANON 110ED
1975年発売の当時34,000円という高級機である。
詳しい事はこちらを見て頂くとして...(笑)
Pentaxのauto110と比べるとメーカーの違いが良くわかりますねぇ。
まじめなキヤノンらしく110カメラの王道を往くデザインに高機能を詰め込んだとにかく1番を目指す...
しか〜し、私が買った110フィルム(110Fukkatsu Film)は感度400なのでした。
後継の110ED20では400対応なのだが。
そこでファインダーも汚れていたし、ちょっと実験でフィルムの感度を自作NDフィルター(笑)で
撮ってみようとプチ改良?をしてみた。
CANON 110ED
まさに110カメラの典型みたいなスタイル。デザインで冒険しないんだよね、昔っから。
まあ、これはこれで完成型として好きなんです。
とりあえず、印のネジをどんどん外してバラしていきます。
これで接眼部のパーツとフィルム裏蓋のロックレバーが外れます。組み立てのときこのレバーの組み込みに手こずりますが。
どんどん...(^^)
ボディの両面のカバーが外れました。
どんどん...どんどん...(笑)
前面のカバーが外れます。ちょっとあちこちツメがあって外し難いですが。
カビではないですけど、曇りとなんか汚れてました。カバーの部分。
で、前のレンズが外し方が分からず無理々にこじ開けたら...端が割れてしまいました(;_;)
ちゃんとやり方があると思いますが無理するとこうななるの見本(笑)
さて各部清掃が済んで組み立て直すのですが、この裏蓋ロックレバーがなかなかハマらず...細いピンなどでバネを押し込みながらと。
さて(^^)、110EDは感度80固定です。そこで400のフィルムの感度を2段下げればと100均で透明下敷き(グレーっぽい)を買って露出計で測ってみました。
まさに、このためにあるのでは...と思うぐらいに2段下がります(^^;)
レンズの前面のカバーの部分以ちょうどハマる大きさで装着。
完成! 最初の写真と比べてレンズ部分がカバーされているのが分かりますでしょうか。
いやあ、やったねと撮影しましたのがトップの3枚です。
が、失敗でしたね(笑)
一見、グレーに見えたNDフィルター...少しアンバーというか赤みが含まれていましたね。
かなり補正しています。全体にアンバーがかった感じでスキャナーの補正+PSでも補正。
それと、2段アンダーでOKかと思ったら露出不足な感じでした。考え方が間違ってたかな?
Pentax auto110と比べると画質が悪いです。機能的にはこちらが高機能なんですが。
天気も悪く、条件は良くないのですが、時折雲の切れ間に青空も3秒くらいはあったのですが(-。-)
開放2.0では周辺光量低下など。で、思った程ボケを感じさせる絵は撮れません。
う〜ん、もう少し詰める必要がありますね...やるのか...(笑)
あと、やっぱりNDフィルターの素材が傷付きやすい! フレアも感じられます!
これも課題ですなぁ...。
ちょっと期待が膨らみすぎたか。
さて、またまた実はこの110サイズとは対極の6X7でも撮りましたので後日アップします(^^;)
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by nonbino
| 2013-05-15 12:38
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