2016年 11月 20日
優しい傘
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昔々、呑ん兵衛という村人が年貢のあまりの高さに殿様に直に値下げの嘆願書を渡そうと村人全員の署名入りの嘆願書を懐にてお城へ。
村のお天気婆さんの占いでは雨は無いというので蓑持たずで出かけました。ところがやっぱりの雨(^^)
困っていると上品そうな老人が...
「これ、そこの者。ここで雨宿りなされ!」
と、大きな緑の傘をさしてくれました。
やがて雨も止み、呑ん兵衛は、
「ありがとうごぜえますだっ!何もお礼はできねえけど、お名前は!?」
すると、老人は
「なに、木下という通りすがりの者だ。」
さて、城へと。ふと振り返るとそこに老人の姿は無く大きな枝の木がありました。
おかげで呑ん兵衛は大事な嘆願書を無事に届けることができました。
...という昔話。
何だ...この話は(笑)
Eurythmics " Here Comes The Rain Again "
by nonbino
| 2016-11-20 18:50
| Panasonic