2008年 12月 07日
晩秋のご近所 + オマケ(Zeiss Ikon Super Semi Ikonta 531)
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古カメのメンテあんど試写のローテーションも佳境に入り(笑)
いよいよカメラかゴミかと思われる様なスーパーセミイコンタの番がやってきました。
Opton Tessar 75mmF3.5 + Zeiss Ikon Super Semi Ikonta 531 + FUJIFILM Super G100
詳しい事は各自ググってもらうとして(^^)...
約50年以上前のカメラです。私が使い始めてからもう30年です。さすがにメンテの時期かなと
レンズの清掃(カビが...)とピント調整(暫定措置中)をしましたが、疲れたょ〜!
続きは試写あと2枚とスーパーセミイコンタに興味がある人が居るかも知れないと思い(笑)
まあ、ネタがないというのもありますが、説明写真がだらだらと続きますので興味がある方、どうぞ♪
たまに行く公園でひと写し...カシャ!
大きな団地というかマンションというか、...カシャ!
★ オマケ ★
ゴミではないですよ。カメラですよ(笑) 30年手荒に使ってこうなってしまいました。さすがにレンズにカビが...で、一応素人メンテをやって、貼り革がボロボロなんで正月にでも貼り直そうかなと(←正月かい!)
一応説明するとカール・ツァイス社というドイツのカメラメーカーのスプリングカメラ(フォールディングカメラとも)、蛇腹カメラです。弟2次大戦後、東西に分断されたのに伴いツァイスも東西に分かれ、このカメラは多分1950年代初期の西側ツァイスのイコンタというモデルです。ブローニー120型というフイルムのサイズによってモデルが分かれていて、このカメラが6×4.5cm(セミ判)、6×6、6×9などの機種があります。小型・軽量で日本で当時人気のモデルでした。
レンズ部分を見てみるとテッサーという有名なレンズが使用されてます。これも東側はツァイス・イエナ、西側がツァイス・オプトンという名前になりこのカメラはオプトン・テッサー75mmF3.5ということになります。たぶん(笑)
で、レンズシャッターというものが使われていて、Synchro Compur(シンクロ・コンパー/シンクロ接点付)というB、1〜1/500までのシャッタースピードが使用出来ます。
レンズも一応コーティングされてます。赤いTのマークがそうらしいです。F3.5-22までの絞り、焦点距離75mmのレンズです。
さて(笑)...機能説明です! あっ、もちろん見ての通り完全手動です(爆)
1)絞りリングです。今F8.0を指してます。...2)
3)シャーターダイアルです。横の赤い縦線に合わせます。1/500まで使えますがこのときダイアル回すのに結構力が入ります! チャージのためですがあんまり1/500は使わない方が吉かも。
4)シャッターチャージレバー。これを引き上げないとシャッター切れません。よく忘れます(笑)
1/500のときは指に跡がつくくらい上げるのがきついです。壊れるかも(笑)
5)シンクロ接点(M,X切替)レバーです。使った事無いです。
さてさて(笑)、一番めんどい部分です。
1)フォーカスリングです。ここを回してフォーカスを決めますが、ここを回すと...2)の部分にあるレンズが同期して回り、光は3)に入って行きます。この像と4)に入ってくる像を重ね合わせる事で(二重像合致)ピントが合う独特のドレーカイル式連動距離計を装備してます。かなり精度が高く優秀な距離計なんですが、私いじってしまい、ピント調整中ですぅ(^^;...激汗!
1)はシャッターボタンです。レリーズも使えます。
2)ここから覗いて見える2つの像を重なる位置迄フォーカスダイアルを回します。小さくて覗きにくいですが、ここはピントを見るだけの覗き穴なんです。
フィルムは左のリングの半分を起こして巻き上げます。古いカメラは左側にまいていくのと右側にまいていくタイプ(写したコマの巻き上げられる方向のことです。^^;)がありますので、なんとも。
あと、ちゃんと巻き上げられると小さな穴に赤いマークがでます(笑)
で、実際の構図を決めるのが上の覗き窓。フィルムの上では縦6cm、横4.5cmとなるので普通に構えて撮ると縦位置になります。ハーフ判カメラをお持ちの方は判ると思いますが。OLYMPUS PENなんかと一緒(?かな...。
下の窓は赤い半透明な覗き穴になっていて、ここにフィルムの枚数表示が出ます。このカメラは16枚とれます。フィルムサイズによって窓の位置が違っていて撮れる枚数も違います。
このカメラの場合は右に新品のフィルムを入れて左のスプールに写しては巻き上げ、写しては巻き上げとやっていくのですが。これも忘れるんですよね。でも、そのままシャッターを押しても二重写し防止機構は付いてます。(良かったなあ ^^)
ただ、完全に手巻きですから時々、「あっら〜! 行き過ぎた!!」というのもあるわけで。1枚損する場合も。
カメラ内側から覗いた絞りトシャッター部分です。
5枚羽根のシャッターと絞りは10枚羽根ですね。
割と綺麗ですね。
はぁ〜...疲れた。これでわかるのかな...間違いは各自調べて下さい(爆)
こんなカメラで写真撮ってま〜す(^_^)
【 うっかりポチっと...→ 】
【 写真で何か感じたらポチっと...→ 】
いよいよカメラかゴミかと思われる様なスーパーセミイコンタの番がやってきました。
Opton Tessar 75mmF3.5 + Zeiss Ikon Super Semi Ikonta 531 + FUJIFILM Super G100
詳しい事は各自ググってもらうとして(^^)...
約50年以上前のカメラです。私が使い始めてからもう30年です。さすがにメンテの時期かなと
レンズの清掃(カビが...)とピント調整(暫定措置中)をしましたが、疲れたょ〜!
続きは試写あと2枚とスーパーセミイコンタに興味がある人が居るかも知れないと思い(笑)
まあ、ネタがないというのもありますが、説明写真がだらだらと続きますので興味がある方、どうぞ♪
たまに行く公園でひと写し...カシャ!
大きな団地というかマンションというか、...カシャ!
★ オマケ ★
ゴミではないですよ。カメラですよ(笑) 30年手荒に使ってこうなってしまいました。さすがにレンズにカビが...で、一応素人メンテをやって、貼り革がボロボロなんで正月にでも貼り直そうかなと(←正月かい!)
一応説明するとカール・ツァイス社というドイツのカメラメーカーのスプリングカメラ(フォールディングカメラとも)、蛇腹カメラです。弟2次大戦後、東西に分断されたのに伴いツァイスも東西に分かれ、このカメラは多分1950年代初期の西側ツァイスのイコンタというモデルです。ブローニー120型というフイルムのサイズによってモデルが分かれていて、このカメラが6×4.5cm(セミ判)、6×6、6×9などの機種があります。小型・軽量で日本で当時人気のモデルでした。
レンズ部分を見てみるとテッサーという有名なレンズが使用されてます。これも東側はツァイス・イエナ、西側がツァイス・オプトンという名前になりこのカメラはオプトン・テッサー75mmF3.5ということになります。たぶん(笑)
で、レンズシャッターというものが使われていて、Synchro Compur(シンクロ・コンパー/シンクロ接点付)というB、1〜1/500までのシャッタースピードが使用出来ます。
レンズも一応コーティングされてます。赤いTのマークがそうらしいです。F3.5-22までの絞り、焦点距離75mmのレンズです。
さて(笑)...機能説明です! あっ、もちろん見ての通り完全手動です(爆)
1)絞りリングです。今F8.0を指してます。...2)
3)シャーターダイアルです。横の赤い縦線に合わせます。1/500まで使えますがこのときダイアル回すのに結構力が入ります! チャージのためですがあんまり1/500は使わない方が吉かも。
4)シャッターチャージレバー。これを引き上げないとシャッター切れません。よく忘れます(笑)
1/500のときは指に跡がつくくらい上げるのがきついです。壊れるかも(笑)
5)シンクロ接点(M,X切替)レバーです。使った事無いです。
さてさて(笑)、一番めんどい部分です。
1)フォーカスリングです。ここを回してフォーカスを決めますが、ここを回すと...2)の部分にあるレンズが同期して回り、光は3)に入って行きます。この像と4)に入ってくる像を重ね合わせる事で(二重像合致)ピントが合う独特のドレーカイル式連動距離計を装備してます。かなり精度が高く優秀な距離計なんですが、私いじってしまい、ピント調整中ですぅ(^^;...激汗!
1)はシャッターボタンです。レリーズも使えます。
2)ここから覗いて見える2つの像を重なる位置迄フォーカスダイアルを回します。小さくて覗きにくいですが、ここはピントを見るだけの覗き穴なんです。
フィルムは左のリングの半分を起こして巻き上げます。古いカメラは左側にまいていくのと右側にまいていくタイプ(写したコマの巻き上げられる方向のことです。^^;)がありますので、なんとも。
あと、ちゃんと巻き上げられると小さな穴に赤いマークがでます(笑)
で、実際の構図を決めるのが上の覗き窓。フィルムの上では縦6cm、横4.5cmとなるので普通に構えて撮ると縦位置になります。ハーフ判カメラをお持ちの方は判ると思いますが。OLYMPUS PENなんかと一緒(?かな...。
下の窓は赤い半透明な覗き穴になっていて、ここにフィルムの枚数表示が出ます。このカメラは16枚とれます。フィルムサイズによって窓の位置が違っていて撮れる枚数も違います。
このカメラの場合は右に新品のフィルムを入れて左のスプールに写しては巻き上げ、写しては巻き上げとやっていくのですが。これも忘れるんですよね。でも、そのままシャッターを押しても二重写し防止機構は付いてます。(良かったなあ ^^)
ただ、完全に手巻きですから時々、「あっら〜! 行き過ぎた!!」というのもあるわけで。1枚損する場合も。
カメラ内側から覗いた絞りトシャッター部分です。
5枚羽根のシャッターと絞りは10枚羽根ですね。
割と綺麗ですね。
はぁ〜...疲れた。これでわかるのかな...間違いは各自調べて下さい(爆)
こんなカメラで写真撮ってま〜す(^_^)
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by nonbino
| 2008-12-07 20:53
| Zeiss Ikon