2009年 01月 04日
古本屋街再び... + Rollei B35
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年末に、神田古本屋街に行ったときの写真です。前回のアップはデジでしたので、
今回はモノクロフィルムで撮ったものです。右手にコンデジ、左手にローライ、そんなおじさんて(笑)
Rollei B35 + ILFORD DELTA100
東京神田駿河台の古本屋街はめったに行く事は無いのだがついでがあったのでパチリに。
Web上か、そこらの本屋の親父か、忘れたが古本屋は北向きの側に並んでるそうだ。
たしかに道路を挟んで見事に北向き側は本屋、南向き側は雑貨やその他の店が並んでる。
つまり、陽が当たる南向きは本が傷むのでこうなってるそうだ。...なるほど。
で、ちょっと気分転換にスライドショー(という程たいした物では...^^;)
【 Secondhand bookstore 】← にアップしましたので、
お暇なら見て下さい。1枚1枚見る事も出来ますがダルいのでスライドショーで見てやってください(^^)
↑のリンク先画面の中央下にスライドショーボタンがあります。
これが設定ボタンですね。
好みの設定で再生してください。
2015.9.13 追記------------------------------------------------------------------------------------------------------
上のスライドショーがサービス終了とのことで、いちおう動画にしましたのでアップしておきます。
YouTube上でシアターモードで見るのがいいかもしれません。フルスクリーンは圧縮ノイズが少し見えるかもしれません。
※と思っていたら、どうも違ってました。どちらでもご覧下さい(^^;)
2015.9.13 追記ここまで---------------------------------------------------------------------------------------------
でで、続きはその写真を撮ったRollei B35という古カメを特集(爆)しました。
興味のある方だけどうぞ(笑)...カメラの写真がだらだらと続きます(;_;)
Rollei B35
B35はドイツの設計者ハインツ・ヴァースケ氏により設計、1967年に発売さたRollei 35のシリーズの1つで価格的にも構造的にも安価な入門機的な位置づけというのが一般敵な感覚だと思います。35mmサイズのフィルムカメラとしては驚異的な小型軽量というのが大きな特徴になると思います。
レンズは40mm Triotar F3.5(カールツァイス社のライセンズでローライ製トリオター)というものです。上位機種が3群4枚構成のTessar 40mm F3.5、豪華版4群5枚構成の SONNAR 40mmF2.8などの定評あるレンズを搭載しているのに対して、3群3枚トリプレットタイプというレンズになります。しかし、その写りはどちらも甲乙付けがたいと言われてます(この辺受売り^^;)
小型軽量、写り良し、操作性も私はこっちが良し(他知らんですが^^;)と思い込んでおります(笑)
さて、このカメラ、沈胴式(使うときにレンズを引き出す、古ライカにもある)で触る楽しみもあります?
1)レンズ部分を摘んで前に引き出し、
2)時計回りにカチっとロックされるまで回します。...このカチっというにが最初は微妙に分かりづらいんですが...かすかに感触はあります(笑)
うまくいくと、これまた分かりづらいですが根元の小さなポッチがそれこそかすかにポチっと前に少し出ます。これも非常に分かりづらいけど出ます(^^)
※ここは大事な点です。レンズの出し入れの時は必ずシャッターを巻き上げないとロックが解除出来ないということです。フィルムの出し入れの際はレンズを出しておく必要があります。そうしないとシャッター巻き上げが出来ないからです。無理に回すと確実に壊れます。レンズを収める場合は必ずシャッター巻き上げしてあの小さなポッチを押しながらレンズ部分を左に回し最初の逆の手順で仕舞います。
上から見ると、左から巻き上げレバー、露出計表示部、シャッターボタン、フィルムカウンターと並びます。
中段、右はファインダーの窓で、左はセレン受光部という露出計の光を感じる部分です。
で、レンズ周りになります。
今度は下から見ると、左から巻き戻しノブ、三脚ネジ穴兼裏蓋ロックノブ、巻き戻し解除ボタン、フラッシュを付けるアクセサリーシューとなります。
なんか、ややこしい図ですが。
1)ピントリング
2)絞りリング
3)シャッタースピードダイアル。B35は、B、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500しかないです。でもほとんど充分。
4)露出計のシャッタースピードを設定するダイアル
5)フィルムの感度を設定するダイアル
6)先程の光を感じる測光部分
このB35は露出計とシャッターや絞りは連動していません。つまり、露出計で計ったシャッタースピードや絞りの値をそれぞれレンズ部分についてるシャッターと絞りを自分でセットします!完全マニュアルですね(笑)よくやっちゃうのが、露出計はセットして計ったのに実際のセットは忘れてというパターン...あうっ(;_;
2と6は赤数字になってますがこれはスナップマークでよく使う距離?ってこと。
で、つぎに縦線の両脇に・・|・・ な感じでマークがありますが。これは被写界深度(ピントが合う範囲)マークで、内側がF8.0、外側がF16.0の範囲を表してます。
今、写真ではF8.0で2〜6mの間がピントが大体合うという事になります。F16.0にすればもっとその範囲は広がります。もちろんそれに合ったシャッタースピードが必要ですが。
このように上部の露出計の値を読み取り自分でセットします(^^)
これは部屋の中なのでフィルム感度をASA(ISO)400にして、シャッタースピードを1/125にするとF値(絞り)はF8.0となっている所です。
こういう風に読み取っていきます。速写、連写、無理です(笑)
セレン式露出計の受光部です。セレンは各自ググってください!
ファインダーは白色のフレームがクッキリと見やすくて、倍率は約0.75倍、ファインダーの位置がローライ35と比べるとレンズに近いので、視差(パララックス)が少なく、撮影は快適ですよ(自己満足!)
カウンターは自動復帰順算なんで助かります(^^;)
で、通常は距離はm仕様だと思いますが、「私はfeet派?」という方は...
レンズの反対側はfeet表示になってますので(^^)
●フィルムセット
裏蓋底のノブを左に回してロック解除で、蓋を引き抜きます。
こんな感じですね、内部は。
で、「王」みたいな金具の蓋がフィルムの圧版になってますのでそれを返して...
フィルムをセットして巻き上げスプールに先っぽを差し込みます。
こんな感じですね。
それで1〜2回巻き上げ、たるみを取りつつ、ここに注意!
穴がちゃんと巻き上げの爪にかかってるか確認して...
フィルム圧版を戻して、裏蓋を差し込んでいきます。
※これは試しなんで実際はフィルムはもっと巻かれていますよ!
裏蓋をしっかり差し込んでロックノブを右にまわして完成!
カウンターが1になるまで空撮りします。
撮影終わったら底のポッチを押しながら巻き上げノブを回して完全にフィルムを巻き取ります。フィルムを取り出して蓋をして、シャーッターを1回まきあげてからレンズロックのポッチを押しながらレンズを仕舞います。←大事ですぞ(笑)
※お約束ですが、以上の内容は私(nonbino)はいっさい責任は持てませんので自分で調べて下さいよ〜。誤字、脱字、間違いは調べて...^^;
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今回はモノクロフィルムで撮ったものです。右手にコンデジ、左手にローライ、そんなおじさんて(笑)
Rollei B35 + ILFORD DELTA100
東京神田駿河台の古本屋街はめったに行く事は無いのだがついでがあったのでパチリに。
Web上か、そこらの本屋の親父か、忘れたが古本屋は北向きの側に並んでるそうだ。
たしかに道路を挟んで見事に北向き側は本屋、南向き側は雑貨やその他の店が並んでる。
つまり、陽が当たる南向きは本が傷むのでこうなってるそうだ。...なるほど。
で、ちょっと気分転換にスライドショー(という程たいした物では...^^;)
【 Secondhand bookstore 】← にアップしましたので、
お暇なら見て下さい。1枚1枚見る事も出来ますがダルいのでスライドショーで見てやってください(^^)
↑のリンク先画面の中央下にスライドショーボタンがあります。
これが設定ボタンですね。
好みの設定で再生してください。
2015.9.13 追記------------------------------------------------------------------------------------------------------
上のスライドショーがサービス終了とのことで、いちおう動画にしましたのでアップしておきます。
YouTube上でシアターモードで見るのがいいかもしれません。フルスクリーンは圧縮ノイズが少し見えるかもしれません。
※と思っていたら、どうも違ってました。どちらでもご覧下さい(^^;)
2015.9.13 追記ここまで---------------------------------------------------------------------------------------------
でで、続きはその写真を撮ったRollei B35という古カメを特集(爆)しました。
興味のある方だけどうぞ(笑)...カメラの写真がだらだらと続きます(;_;)
Rollei B35
B35はドイツの設計者ハインツ・ヴァースケ氏により設計、1967年に発売さたRollei 35のシリーズの1つで価格的にも構造的にも安価な入門機的な位置づけというのが一般敵な感覚だと思います。35mmサイズのフィルムカメラとしては驚異的な小型軽量というのが大きな特徴になると思います。
レンズは40mm Triotar F3.5(カールツァイス社のライセンズでローライ製トリオター)というものです。上位機種が3群4枚構成のTessar 40mm F3.5、豪華版4群5枚構成の SONNAR 40mmF2.8などの定評あるレンズを搭載しているのに対して、3群3枚トリプレットタイプというレンズになります。しかし、その写りはどちらも甲乙付けがたいと言われてます(この辺受売り^^;)
小型軽量、写り良し、操作性も私はこっちが良し(他知らんですが^^;)と思い込んでおります(笑)
さて、このカメラ、沈胴式(使うときにレンズを引き出す、古ライカにもある)で触る楽しみもあります?
1)レンズ部分を摘んで前に引き出し、
2)時計回りにカチっとロックされるまで回します。...このカチっというにが最初は微妙に分かりづらいんですが...かすかに感触はあります(笑)
うまくいくと、これまた分かりづらいですが根元の小さなポッチがそれこそかすかにポチっと前に少し出ます。これも非常に分かりづらいけど出ます(^^)
※ここは大事な点です。レンズの出し入れの時は必ずシャッターを巻き上げないとロックが解除出来ないということです。フィルムの出し入れの際はレンズを出しておく必要があります。そうしないとシャッター巻き上げが出来ないからです。無理に回すと確実に壊れます。レンズを収める場合は必ずシャッター巻き上げしてあの小さなポッチを押しながらレンズ部分を左に回し最初の逆の手順で仕舞います。
上から見ると、左から巻き上げレバー、露出計表示部、シャッターボタン、フィルムカウンターと並びます。
中段、右はファインダーの窓で、左はセレン受光部という露出計の光を感じる部分です。
で、レンズ周りになります。
今度は下から見ると、左から巻き戻しノブ、三脚ネジ穴兼裏蓋ロックノブ、巻き戻し解除ボタン、フラッシュを付けるアクセサリーシューとなります。
なんか、ややこしい図ですが。
1)ピントリング
2)絞りリング
3)シャッタースピードダイアル。B35は、B、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500しかないです。でもほとんど充分。
4)露出計のシャッタースピードを設定するダイアル
5)フィルムの感度を設定するダイアル
6)先程の光を感じる測光部分
このB35は露出計とシャッターや絞りは連動していません。つまり、露出計で計ったシャッタースピードや絞りの値をそれぞれレンズ部分についてるシャッターと絞りを自分でセットします!完全マニュアルですね(笑)よくやっちゃうのが、露出計はセットして計ったのに実際のセットは忘れてというパターン...あうっ(;_;
2と6は赤数字になってますがこれはスナップマークでよく使う距離?ってこと。
で、つぎに縦線の両脇に・・|・・ な感じでマークがありますが。これは被写界深度(ピントが合う範囲)マークで、内側がF8.0、外側がF16.0の範囲を表してます。
今、写真ではF8.0で2〜6mの間がピントが大体合うという事になります。F16.0にすればもっとその範囲は広がります。もちろんそれに合ったシャッタースピードが必要ですが。
このように上部の露出計の値を読み取り自分でセットします(^^)
これは部屋の中なのでフィルム感度をASA(ISO)400にして、シャッタースピードを1/125にするとF値(絞り)はF8.0となっている所です。
こういう風に読み取っていきます。速写、連写、無理です(笑)
セレン式露出計の受光部です。セレンは各自ググってください!
ファインダーは白色のフレームがクッキリと見やすくて、倍率は約0.75倍、ファインダーの位置がローライ35と比べるとレンズに近いので、視差(パララックス)が少なく、撮影は快適ですよ(自己満足!)
カウンターは自動復帰順算なんで助かります(^^;)
で、通常は距離はm仕様だと思いますが、「私はfeet派?」という方は...
レンズの反対側はfeet表示になってますので(^^)
●フィルムセット
裏蓋底のノブを左に回してロック解除で、蓋を引き抜きます。
こんな感じですね、内部は。
で、「王」みたいな金具の蓋がフィルムの圧版になってますのでそれを返して...
フィルムをセットして巻き上げスプールに先っぽを差し込みます。
こんな感じですね。
それで1〜2回巻き上げ、たるみを取りつつ、ここに注意!
穴がちゃんと巻き上げの爪にかかってるか確認して...
フィルム圧版を戻して、裏蓋を差し込んでいきます。
※これは試しなんで実際はフィルムはもっと巻かれていますよ!
裏蓋をしっかり差し込んでロックノブを右にまわして完成!
カウンターが1になるまで空撮りします。
撮影終わったら底のポッチを押しながら巻き上げノブを回して完全にフィルムを巻き取ります。フィルムを取り出して蓋をして、シャーッターを1回まきあげてからレンズロックのポッチを押しながらレンズを仕舞います。←大事ですぞ(笑)
※お約束ですが、以上の内容は私(nonbino)はいっさい責任は持てませんので自分で調べて下さいよ〜。誤字、脱字、間違いは調べて...^^;
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by nonbino
| 2009-01-04 20:58
| Rollei B35