2013年 10月 24日
ちょいと公園へ #5 + EXA 1bでレンズ3本
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秋の収穫でしょうか(^_^)...公園の管理室の横で。
ドングリがゴロゴロですね。
お天気は台風が続きますねぇ。今年は多いようですね。秋を楽しむ間がない...。
そんな日々の合間にちょいとロシアレンズ2本+ドイツレンズ1本で公園へ。
隙間の光。弱々しいけど。
雨は降らなかったけど空は重い。A.Schacht Uim S-Travegon R 35mm2.8というゼブラレンズで。
赤が飽和寸前で粘るのはいいね。
秋桜が風にゆらゆらと。
なんか今年の秋桜の庭は少しまばらだな。風で飛んでったのかいな(^。^)
普段あまり使わない85mm。これぐらいでも望遠苦手意識はある。
MC-Jupiter-9 85mm2.0。柔らかい暈けがいい。ほぼ最終生産モデルの2001年もの。
ちょっと夏の名残なヘチマかな。すっきりとした色味と立体感。
カリカリシャープではないので、質感もよろしいかと。
階調も良く、レンジも幅があるようだね。ヘリオス-44Mは少し長めの58mm2.0の標準レンズ。デジタルでも良さそうだな。
EXA 1bでレンズ3本
・A.Schacht Ulm S-Travegon R
35mm2.8(W.Germanny)右
・HELIOS-44M 58mm2.0(USSR)左
・MC Jupter-9 85mm2.0(USSR)中央
というわけで、久々にきっちりレンズ3本持って行きました(笑)
個人的に銘レンズと思っている3本ですが。ま、皆マイナーと言えばマイナーですが...A.Schacht(シャハト)なんかはあまり知られていないと思いますが、1950年代後半〜70年代初め頃までの短い間存在した西ドイツの中級レンズメーカーのようです。ZeissとかSteinheilとか有名どころを転々としたA.Schacht氏の会社だそうです。実はこのM42マウントの他にもEXAKTAマウントの35mm2.8も持っているのですが、なんか良いんですよね。お気に入りのレンズです。
HELIOS-44Mはその筋では(笑)まあ少し有名なロシアン・コピーレンズのなかでもツァイス・ビオターの設計を元にと言う事で、なかなかいい仕事しますね(^。^)
MC Jupiter-9 85mm2.0は一番有名なのかな、この中では。ツァイス・ゾナーをそのまままデッドコピー?したとか言われているレンズですが、細かい変更はあるようですが。
3本の中で一番製造年月日自体は新しいレンズですが、他2本が自動絞り対応なのに、こいつはフルマニュアル・プリセット式の絞りなんです。まあ、たいした差ではないですけど(笑)
怪しいレンズと出かけるのも、またおもしろいもんです。
A.Schacht Ulm S-Travegon R 35mm2.8(W.Germanny)
EXA 1bに一番似合うかな、このレンズ。
この頃、流行ったのかなこういうギミックな。絞りの開け具合に応じて被写界深度の範囲が視覚的に分かるようなみたいな!
2.8.から8.0へと変えているところです。
自動、マニュアルの切換えレバーと表示です。
HELIOS-44M 58mm2.0(USSR)
81年製ヘリオス-44Mです。このレンズはいろいろとマイナーチェンジなシリーズなので私は44Mにしましたが、他の44M4、5、6等試してみてみ面白いかもしれません。
端正な描写のいいレンズかなと自分では思っています!
開放2.0から16まで。最短は他の44と違って0.55cmとほんの少し長いようです。
自動・マニュアル切換えレバーです。レバーにA、Mと表示が。
こちらは8枚絞りですね。暈け味もなかなか良いと思います。
MC Jupter-9 85mm2.0(USSR)
やはり、15枚の円形絞りというのがセールスポイントでしょうか(笑)開放ではさすがに少し厳しいですが、そこから絞れば夢の世界(^。^;;)
少し油滲んでいますが、豪華15枚(笑)
これでは自動ではテンション強くて動かないのかな。
さて、プリセット絞りですが...。
一番手前のリングが絞りセット邸リングです。今は開放2.0です。
では、5.6の明るさだとしますと、5.6まで絞ります。
前から2番目のリングが絞り可変リングとなりますので、開放でピント合わせ等したらここを回して設定した5.6まで絞り込んで行きます。このとき実際に絞り込まれるので、ファインダーが暗くなって行きます。1番目のリングで5.6に設定していますのでそれ以上に絞り込まれる事はなく、そこでストップとなります。ピント合わせをやり直す場合、また2番目のリングを開けて開放にします。このような動作がプリセット式の一連の動きになります。
さて、以前程はお安くない感じになってきたロシアンレンズですが、まだまだコスパはよろしいかと思います。
アタリ、ハズレも含めて楽しんでみてはどうでしょう(笑)
あ〜っと(笑)、この日は曇りでしたが晴天ではEXA 1bの最高速1/175のシャッターでは開放は厳しいと思いますので...。1/1000、いや1/4000ぐらいの普通のカメラで...(;_;)
Fuji 100
ナニワカラーキットS
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by nonbino
| 2013-10-24 19:43
| Ihagee EXA 1b