2015年 01月 19日
裏庭というか、バックヤードの哀愁 + CONTAX RX ミラーずれ...その後
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まあ、ちょっとご苦労さんぐらいかな。
以前にアップしたRXの記事で直したミラーずれ。あれから約2年。先日何気にレンズ交換時にミラーを見ると、ズルっている(笑)
まずは直した結果から。
開放でこの程度なら良いのではないでしょうか。
まだ大丈夫ではあるものの、このまま行けばまたいつかはレンズの後端に当たるようになるだろう。軟質系の接着剤で前は取付けたのだが2年でこの程度ズルっときている。メーカーの使っていた接着剤やテープが何なのは分からないが。いつかはズレて行くという事だ。う〜ん、設計時になんとかならなかったのか・・・京セラ(^^)
今回は両面テープでやってみよう!
とりあえず、はがし液とはがし金具?を使ってミラーを取り除く。ここで細いドライバーとか使うとミラー割れますよ。台座にD.F.I(デジタル・フォーカス・インジケーター)用のハーフミラーの覗き窓が開いてますね。
"おえ〜っ!"きちゃないカスをはがし液、無水エタノール、クリーナー等で除去します。台座も綺麗にしておきます。
ここでミラーを思いっきり綺麗に。あれれ、ミラーの裏・表が分からなくなった(笑)
RXのミラーはあのDFIのため、ハーフミラーになっています。裏表でピンが違ってきますので困りましたね。
しかし、逆にDFIのおかげで裏表が分かります。
とりあえず、ミラーを仮止めしておき、シャッターは切っちゃダメよ〜、ダメダメですか。DFIのピンとスクリーンのピンを比べます。違う面はかなりズレますので簡単に分かると思います。
めでたしめでたしと。裏表が分かったら、強力両面テープ(100均謹製)で両端に5mm幅程度で貼付けました。厳密にはテープの厚みとかあるんでしょうが。使用時に特に違和感は無かったので。
今回使った道具です。ミラーのクリーニングはなぜかフィルムクリーナーが1番良かったです。レンズクリーナーは跡が残りました。あと、はがし工具はDIY用のものでカメラ用とかいうのではありませんよ。名前、何だったかな?薄いペラペラの金属へらです。先が少し面取りで薄くなっています。それで隙間に入りやすい様になっているんですね。
さて、D.F.I ですけど。ファインダーはこんな感じですね。被写界深度スケールはレンズの絞りリングに連動して絞り込むと表示が横に広がってこの間がピントゾーンですよってな感じです。フォーカス・スケールはピントのズレ具合を表します。中心からズレるに従い○が増えて行きますね。この写真では、絞り5.6の範囲からかなり後ピンになっています。
これは5.6でジャスピンですね。
こちらは絞り11で、少し後ピンですがピント範囲内に入っていますよ、みたいな。
※追記です。↓
取説によるとDFIの範囲はこんなもんだそうで。結構ピンスポットで精度高く反応が鋭いのでチラチラするのがいや〜んという人もいるようです。私はスクリーンを全面マットに換えてあるので(スプリットマイクロが苦手^^)暗い場所やレンズなどで重宝しますけど。
CONTAXのカメラは寝かせて保管した方がいいのかな(笑)
重力でミラーが戻る!?・・・(^^;)
さて、ついでに(笑)・・・以前167mtの記事でもシャッター音の動画載せましたが今回はRXと比較動画にしてみました。コンデジのマイクで音量が均一になっていますが167mtのほうが少し音量が大きく、RXが甲高くシャッター泣きも聞こえますね。
RXの記事は修理記録の備忘録となりそうな・・・(笑)
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by nonbino
| 2015-01-19 20:53
| CONTAX RX